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かかりつけ弁護士(ホームロイヤー契約)

このような方におすすめします

  • 何か困ったことがあった時に、相談できる相手が欲しい。
  • 遺言で将来もめるのはいや。
    遺言書の作成や相続について、継続的に相談にのってもらいたい。
  • 老後に備えて事業の承継を考えておきたい。専門家に相談にのってもらいたい。
  • 将来任意後見人になってくれる弁護士と、あらかじめ親しくしておき、自分のことを色々と知っておいてもらいたい。成年後見についてのアドバイスをもらいたい。

かかりつけ弁護士(ホームロイヤー)契約とは

かかりつけ弁護士(ホームロイヤー)契約とは、個人の方が弁護士と顧問契約を結び、気軽に弁護士の相談を受けることができるというものです。

かかりつけ弁護士(ホームロイヤー)契約のメリット

メリット ①いつも同じ弁護士に継続的に相談にのってもらうことができる。

どこか体の調子が悪いとき、病院に行ってかかりつけの医師に診てもらう方は多いと思います。かかりつけの医師であれば、あなたの普段の体の状態や、これまでかかった病気を知っていますから、その人に合った診断をすることができます。
これと同じように、何か日常困ったことがあったとき、いつも相談する相手が決まっていたら、どんなに心強いことでしょう。それが弁護士であれば、いざという時の安心感はさらに増すのではないでしょうか。かかりつけの医師と同じように、かかりつけの弁護士がいたならば、普段の生活でトラブルに巻き込まれる前に適切なアドバイスを受けて、トラブルの発生を未然に防いだり、トラブルが起きたときに、いち早く解決方法を教えてもらうことができます。また、あなたの家族関係や、周囲の状況などをあらかじめわかっている弁護士が相談にのりますので、より的確なアドバイスを受けることができます。
ホームロイヤー契約を結んで、かかりつけの弁護士をもつことによって、個人の方が弁護士と顧問契約を結び、身の回りの困ったことについて、気軽に弁護士の相談を受けられるようになるのです。
また、ご高齢の方であれば、将来のことを考えて、相続の問題や遺言書の作成、後見の問題などについて、同じ弁護士に継続的に相談にのってもらいたいと考える方もいらっしゃるかと思います。ホームロイヤー契約を結んだかかりつけの弁護士には、ご自分の今後のこと、財産の処分の方法など、気になる問題を継続的に相談することができます。

メリット ②弁護士が、本人の生活状況や健康状態を把握して見守ることができ、将来何かあったときのために備えることができる。

本人との間で定期的に連絡をとることで、本人の生活状況を把握することができますし、なにか困ったことが起きたときに相談相手にもなることができます。
たとえば、悪徳商法の被害にあったときなどにも、すぐに報告を受けることができれば、クーリングオフを利用した悪徳商法対策がとりやすくなります。

メリット ③弁護士と任意後見契約を結ぶ前に、ホームロイヤー契約で、その弁護士が、任意後見人を任せられる人物か試してみることができる。

任意後見を検討中の方が、あらかじめ弁護士とホームロイヤー契約を結ぶこともあります。ホームロイヤー契約を結び、親しくしておくことによって、自分と相性が合うか人物かどうか、安心して自分の老後を任せることができるかどうかを確認してから任意後見契約を結ぶことができますので、より安心して将来に備えることができます。

メリット ④弁護士と任意後見契約を結んだ後に、ホームロイヤー契約を結んでおくことによって、継続的に信頼関係を築くことができ、本人の意思・希望に沿った任意後見業務が実現できる。弁護士が、本人の状況を把握でき、本人に任意後見人が必要となった時を的確に判断し、任意後見発効の手続きをとることができる。

既に、弁護士と任意後見契約を結ばれている方も、任意後見人となることを引き受けた弁護士と元気なうちからホームロイヤー契約を結んでおき、頻繁に連絡をとりあうことができれば、任意後見が発効する前から継続的に信頼関係を築いていくことができます。
また、任意後見人となることを引き受けた弁護士が、常にご本人の状態を把握できる状態にあることで、ご本人に任意後見人が必要となった時期を適切に判断し、任意後見発効の手続きをとることができます。
せっかく任意後見契約を締結して老後の備えをするのですから、任意後見の開始時期を失することがないよう、あわせてホームロイヤー契約も締結して老後の備えを万全なものにしておくことをお勧めします。

かかりつけ弁護士(ホームロイヤー)契約のデメリット

デメリット ①ホームロイヤー(かかりつけ弁護士)契約を結んだ弁護士は、助言、アドバイスしかできない。実際の問題解決は自分でしなければならない。

ホームロイヤー(かかりつけ弁護士)契約を結んだ弁護士ができるのは、問題や相談ごとについての助言、アドバイスのみです。実際に問題が発生した場合、その解決は自分で行わなければなりません。しかし、専門家ではない一般の方が法律問題を解決したり、交渉ごとを行うことには困難が伴います。
もっとも、いつも相談にのってくれるかかりつけ弁護士であれば、事情を把握している分、別途、委任契約を交わすことによって、迅速且つ柔軟に問題に対処することができます。

デメリット ②判断能力のある元気な時しか機能しない。

ホームロイヤー契約は、判断能力が低下する前のサポートを想定しています。判断能力が低下した後にもサポートを受けたい場合には、あらかじめ任意後見契約を結ぶなどしておかなくてはなりません。

手続きの流れ

① ホームロイヤー(かかりつけ弁護士)契約の検討
「弁護士に継続的に相談にのってもらいたい。」とお考えの方は、ホームロイヤー契約をご検討ください。
後見制度の利用や財産管理契約をご検討中の方も、まず一度ご相談下さい。お電話でご相談のご予約をお願いいたします。

② ご相談
ご相談者の方からご要望をお聞きして、かかりつけ弁護士として、どのような仕事をするか決めていきます。ご要望に応じて、後見や財産管理契約のご説明もいたします。

③ 契約締結・契約書作成

④ ホームロイヤー契約開始
弁護士が、ご依頼者のご相談にのったり、安否確認をします。
月ごとに料金が発生しますが、話し合いによって、柔軟に対応することができます。

まずは、法律相談のご予約をお入れ下さい。法律相談のあと、そのまま依頼しなければいけないという事はありません。お気軽にご相談にいらして下さい。

弁護士が直接お話を伺います。その上でお客さまにとって最善の解決策をご提案いたします。相談のみで解決した場合はこれで終了となります。

弁護士から解決策や費用などの具体的な提案があります。その上で依頼したいかどうか判断して下さい。もちろん、持ち帰ってお考え頂いて結構でございます。

委任契約後、弁護士は直ちに活動を開始します。その後は、こまめにお客様と連絡をとって進捗状況を報告し、お客様のご意見を伺いながら、案件の対応を進めていきます。

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